プレオルソは、お子様ご自身で取り外すことができる着脱式のマウスピース型矯正装置です。日中の1時間程度と就寝時に装着することが基本となっており、幼稚園や小学校での装着は必要ありません。さらに、外で遊んでいる時にも違和感や異物感を感じることなく、お子様の負担を最小限に抑えることができます。

口呼吸や指しゃぶり、舌突出癖といった悪習癖は、言葉で説明しても中々治らないものですが、そのまま放置すると、歯や顎の骨、口周りの筋肉に深刻な悪影響を及ぼす可能性もありますので、適切な時期に改善する必要があります。プレオルソならマウスピース型の矯正装置を装着するだけで、こうした悪習癖を取り除くことができます。

「歯列矯正」は、歯並びの乱れを細かく整えることができますが、後戻りのリスクがあります。 一方、「機能的顎矯正装置」であるプレオルソは、正常に顎や筋肉の成長をコントロールできるため、元の状態に戻ることはほとんどありません。永久歯の正しい歯並びのためのしっかりとした土台が手に入ります。

子供の矯正治療である小児矯正は、年齢によって1期治療と2期治療に分かれています。1期治療では、プレオルソなどを使用して歯を正しく配置するための土台をしっかりと作り上げることが目的となります。一方、2期治療は歯並びの細かな乱れを整えるために行われます。

プレオルソを用いてしっかりとした土台を作ることで、2期治療では抜歯が不要になったり、治療期間や治療にかかる費用を抑制したりすることも可能です。また、症例によっては、2期治療そのものが必要なくなることもあります。