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一般歯科

一度削ってしまった歯は、元には戻らず、歯は治療すればするほど弱くなります。

そのため天然歯に勝るものはありません。

当歯科医院では、「患者様ご自身の歯をできるだけ永く健康に保つ」ことをコンセプトに歯科治療を進めてまいります。

当院の一般歯科の特徴

特徴1. 歯を残す治療

当歯科医院では、可能な限りご自身の歯を残す治療「MI治療」を積極的に取り入れております。
MI治療とは「ミニマルインターベンション」の略称で「最小限の侵襲」という意味です。
生まれ持った健康な歯を最大限に残し、歯の寿命を永く保てるようサポートさせていただきます。

MI治療の特長

  • 歯を削る量を最小限に抑え、健康な歯を残すことができる。
  • 神経を取らずに済む可能性が高まるため、歯を健康に保つことができる。
  • 麻酔をする必要も少なくなるため、身体への負担も軽減される
  • 必要以上に組織を傷つけることがなく、痛みも最小限に抑えられる。

特徴2. できるだけ痛みの少ない治療

麻酔

まず麻酔といえば1番怖いのが注射ではないでしょうか?
針を使用するため、多少の痛みは伴います。
当歯科医院では、まず針を刺す部分の表面に塗るタイプの麻酔薬を塗布し、麻痺させてから注射をすることで痛みを感じにくくします。麻酔を打つ際も電動麻酔器で一定の注入圧を保つことにより、麻酔液の注入時による痛みも軽減しておりますので、ご安心ください。
※電動麻酔器をご希望の方はお気軽にお申し付けください。

現在の麻酔針

麻酔をする際のチクッとする痛みが嫌い・苦手という方が何年経っても多いのが現状です。
現在の麻酔針は、35Gと非常に細いものになりました。
極細の35G注射針とは針寸法:直径0.23㎜/長さ12㎜です。
以前の注射針は27Gで針寸法:直径0.4㎜/長さ25㎜と点滴用の注射針と同じでしたので、かなり細くなっています。
そのため痛みも半分以下となり、だいぶ軽減されています。

※痛みが少ないとはいえ、患者様お一人おひとり感じ方には差があります。
なるべく痛みの少ない治療を心掛けておりますが、痛みが強い場合などはお知らせください。

特徴3. できるだけ抜かない治療

当院では、80歳になっても自分の歯が20本残っている「8020」の実現を目指しています。
歯を失う二大原因といわれる虫歯および歯周病治療においても、綿密な検査と治療計画に基づき、できる限り患者様自身の歯を残せるよう心がけております。

より精密な診断。治療をサポートする医療機器

歯科用CT

歯科用CT

顎顔面に特化し、立体的に撮影・診断することが可能です。
レントゲン撮影では把握できなかった骨や神経の状態まで確認でき、より安全な治療に繋げることができます。

マイクロスコープ

マイクロスコープ

肉眼では確認しきれない細かな部分を、顕微鏡レベルの拡大視野で治療を行うことができます。
根管治療などに特に効果的です。

虫歯治療について

虫歯は、歯のカルシウムが溶け、最終的には穴が開く病気です。これは、特定の細菌が作り出す酸が原因で起こります。一般的な歯痛の原因であり、虫歯の場合、多くは肉眼で確認が可能です。しかし、歯の間など見えにくい箇所の虫歯は、専門の検査が必要となります。
虫歯は自然には治りませんので、痛みを感じたら早めにチェックを。当院では、お一人お一人の状態に合わせた丁寧な診察を心がけています。あなたの大切な歯を守るために、ぜひ専門医の診断を受けてください。

虫歯の進行と治療の流れ

初期虫歯c1

初期虫歯(C1)

初期の虫歯は、小さな穴を削って詰めることで治療が可能です。この段階では1〜2回の治療で済むことが多く、虫歯部分を除去後、適切な詰め物で修復し、最後に研磨して仕上げます。

中等度虫歯c2

中等度虫歯(C2)

虫歯が大きくなると、銀歯や金歯、セラミックなど、さまざまな詰め物を用いて歯の一部を修復します。これにより、歯の機能と見た目を回復させます。

重度虫歯C3

重度虫歯(C3)

虫歯が神経に達した場合は、神経を除去し、根の治療を行った後に、土台を立てて歯を被せます。この際、銀歯や金歯、セラミックの被せ物を選べます。これにより、歯の形と機能を大きく回復させることができます。

進行虫歯C4

進行虫歯(C4)

虫歯が極めて進行すると、歯を抜くことが避けられなくなります。この状態で、詰め物や被せ物を選ぶ際は、見た目や費用、将来的な健康を考慮して決定します。

当院では、それぞれの虫歯の進行具合に合わせた治療を提供し、皆様の健康な笑顔を支えます。
お困りの際は、お早めにご相談ください。

根管治療について

根管治療は、虫歯が進行して歯の神経(歯髄)に達した場合に行う治療です。この治療は、痛みを取り除き、歯を保存することを目的としています。

治療の流れ

  • Step.1

    感染の除去

    最初に、感染した歯髄を取り除きます。これにより、痛みの原因となる細菌を除去し、さらなる感染の拡大を防ぎます。

  • Step.2

    根管の清掃と形成

    感染した歯髄を取り除いた後、根管内を特殊な器具を使用して清掃し、滑らかに形成します。これにより、根管内の細菌を効果的に取り除きます。

  • Step.3

    根管の充填

    清掃後、根管内に生体適合性の高い材料を充填します。これは根管を密封し、再感染を防ぐ役割を果たします。

  • Step.4

    歯の復元

    根管治療を行った歯は、構造が弱まっていることが多いため、クラウンや詰め物で補強します。これにより、歯の機能と見た目を回復させます。

治療のメリット
  • 歯を抜かずに保存

    根管治療により、抜歯することなく自分の歯を長持ちさせることができます。

  • 痛みの軽減

    感染源を取り除くことで、歯の痛みや腫れを効果的に軽減します。

  • 咬合力の維持

    自分の歯を保持することで、咬む力の分布が自然であるため、食事の質が向上します。

当院の根管治療では、高度な技術と最適な歯科材料を用い、患者様の歯を健康に保つために最善の治療を行います。痛みがある場合や重度の虫歯でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

抜歯について

当院では、患者様の貴重な歯をできるだけ長く保つために、抜かない、削らない治療を基本方針としています。しかし、症状や状況によっては、抜歯が避けられない場合もございます。
抜歯が必要となった場合もご安心ください。当院では最新の医療設備と高い治療技術を駆使し、痛みを最小限に抑え、患者様の負担を軽減するよう努めます。

抜歯が必要となるケース

・深い虫歯で他の治療方法が不可能な場合

・進行した歯周病により歯が支えられなくなった場合

・歯列矯正のためのスペース確保が必要な場合

・歯の根が破折している等、修復が困難な場合

・親知らずが正常に生えてこない、または他の歯に影響を及ぼしている場合

当院の取り組み

  • 最新技術の導入:

    最先端の診断ツールを使用して正確な状態を把握し、治療の必要性を慎重に判断します。

  • 痛みの管理:

    局所麻酔をはじめとする痛みの管理技術を用い、快適な治療環境を提供します。

  • アフターケアの充実:

    抜歯後の注意点を丁寧に説明し、適切なアフターケアを行います。

抜歯は最終手段と考えておりますが、必要と判断された場合は、患者様のお口全体の健康を考え、最適な治療計画をご提案します。抜歯についてご心配や疑問がある場合は、遠慮なくご相談ください。当院は、患者様一人ひとりに合わせた治療を提供することをお約束します。

虫歯の放置が引き起こすリスク

虫歯の進行を放置すると耐え難い痛みの他にも、多くの問題を引き起こします。

・治療にもより長い時間が必要となる

・高額な治療費がかかる

・食欲が減退する

・恒常的な痛みが日常生活に支障を来す

・強い口臭

・歯の喪失

・顎の変形

・心臓病をはじめとする他の健康問題の引き金となる

虫歯は単なる歯の問題ではなく、全身の健康に影響を及ぼすことがあります。しかし、早期発見・早期治療により、これらのリスクを大幅に減らすことが可能です。
気になる痛みや症状がございましたら、お早めに当院までご相談ください。
Comprehensive dental care for general and specialty needs.